片方の目を隠した場合、もう片方の目が目の位置がずれてしまう症状を、
斜位と呼びます。(別名:潜伏斜視)
日常生活は全くわかりませんが、片目を閉じることで、融像ができない状態にしたときに、初めてわかる症状です。
学校の視力検査などで、片目を黒いスプーン状の物体でおさえたとき、眼科医の先生に指摘されることが多いそうです。
※融像(ゆうぞう)とは、右目に映った物体と、左目に映った物体を、一つにまとめて見る働きです。
斜位かどうか調べるために、まず手鏡を用意してください。それから、じっくりと自分の顔を見て、目の位置を覚えて下さい。
次に手で片方の目をふさいで、あいている方の目を見て下さい。目が真ん中から動いていないか、確認して下さい。
同じように、もう片方の目も同じようにふさいで調べて下さい。
真ん中から動いていたら、斜位の疑いがあります。
症状には内斜位・外斜位・上斜位・下斜位があります。
■斜位の種類
内斜位・・・ 内側(眉間方向)を向いている場合
外斜位・・・ 外側(目尻方向)を向いている場合
上斜位・・・ 上側を向いている場合
下斜位・・・ 下側を向いている場合
斜位の人は、物を見るときに生じる目のズレを、筋肉(動眼筋)によって補っています。そのため、普通の人に比べて、目が疲れやすく、眼精疲労を起こしやすくなります。
また、めまいや乗り物酔いを引き起こすことがあります。
斜位は斜視と同じ目の位置異常ですが、斜視と違い、症状が軽い場合は、治療の必要がありません。
斜視と名前が似ているため、不安になる人も多いと思いますが、そんなに心配しなくても大丈夫です。
ただ症状がひどい場合は、プリズム眼鏡をかけて矯正することもあります。もし、斜位の疑いがあったら、まず専門の先生に相談してみましょう。
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斜視とは